ロッテ・マーティン 復帰いきなりタイムリー 右足骨折からわずか16日
「ロッテ2-0西武」(5日、ZOZOマリンスタジアム)
わずか16日で戦列に戻り、最初のスイングで豪快な一打を見舞った。右足甲の骨折で離脱していたロッテの主砲マーティンが初回2死一塁、復帰後初打席で右中間フェンスを直撃する先制二塁打をたたき出した。
「復帰戦でいきなりチャンスが回ってきた。何とかここで一本打って良いスタートを切りたかった。先制点を取ることができて良かった」
自打球で右足を骨折したのが9月19日の日本ハム戦(札幌ドーム)。腰を据えて治療に専念するはずだったが、自身の離脱後にチームは4連敗するなどしてオリックスに首位を奪われ、早期復帰を決意した。
井口監督にも「いける」と伝え、2軍戦で2試合に出場しただけで1軍に再合流した。患部は完全に治癒していないようで、足の防具にはパッドを厚くするなどの改良が加えられているという。
頼れる男の不屈の一撃で快勝。「ここからまたチームに貢献できるように頑張る」と逆転優勝へ、決意を新たにした。