西武・松本プロ初完封 11Kで自己最多8勝「自信にして」
「西武7-0ソフトバンク」(7日、メットライフドーム)
会心の投球で壁を乗り越えた。西武・松本が2安打10奪三振で9回を投げきり、プロ3年目で初の完投を完封で飾った。約3カ月ぶりの白星で自己最多の8勝目を挙げ、「キャリアハイ目前で止まっていたので、超えられてよかった」と久々の勝利の味をかみしめた。
一回2死二、三塁でデスパイネを打ち取りピンチをしのぐと、打線の援護にも恵まれ徐々に調子を上げた。初めて臨んだ九回のマウンドでも「気持ちで負けない」と強気で投げ込み、最後はリチャードを高めの速球で空振り三振に仕留めた。
6月28日のソフトバンク戦で7勝目を挙げたがその後は10試合連続で勝ち星がなかった。文句なしの快投でトンネルを抜け、「自信にして、次もしっかり投げたい」と力強く言った。