日本ハム・立野が6回無失点で4勝目の権利「丁寧に投げ込んだ結果」
「日本ハム-ロッテ」(8日、札幌ドーム)
日本ハムの先発・立野和明投手は6回3安打無失点。課題だったスタミナ面もこの日は問題にせず、自己最多の111球を投げ、4勝目の権利を持って降板した。
「真っすぐを主体に、1球1球丁寧に投げ込んだ結果が、無失点につながってくれました。大事なカード頭で、チームに勢いをつけるピッチングが少しはできたかなと思います。序盤から得点を積み重ねてくれた野手陣に感謝したいです」とコメントした。
140キロ台後半の直球を軸にスプリットやスライダー、緩いカーブを使いロッテ打線を翻弄(ほんろう)し続けた。マーティンには3打席連続三振、レアードにも2打席の対戦をいずれも三ゴロに仕留めるなど、完璧に封じ込んだ。
五回には先頭のエチェバリアに右中間への二塁打を浴びたが、続く岡、藤岡、代打の安田を、打席で粘られながらも出塁は許さず。降板まで一度も三塁を踏ませない堂々の投球だった。