大阪桐蔭が3年連続秋の大阪王者!川原-前田が完封リレー
「秋季高校野球大阪大会・決勝、大阪桐蔭7-0金光大阪」(9日、大阪シティ信用金庫スタジアム)
決勝が行われ、大阪桐蔭が3年連続10度目の優勝を飾った。
中盤まではしびれる投手戦が繰り広げられた。大阪桐蔭の先発を任された川原嗣貴(しき)投手(2年)は、四回まで毎回を三者凡退に抑える完璧な投球を披露。五回に味方の失策でこの日初めての走者を背負い、犠打などで2死三塁とされたが、続く打者をしっかりと二ゴロに仕留めた。六回も2死一、三塁のピンチを無失点で切り抜け、6回を2安打無失点に抑えた。
2番手を任された1年生左腕・前田悠伍投手は、味方の2失策に見舞われながらも、3回をわずか1安打に抑え、完封リレーで金光大阪打線を圧倒した。打線も四回から徐々に勢いに乗り、計11安打7得点を奪って突き放した。
なお、大阪桐蔭と金光大阪はすでに近畿大会への出場を決めており、この日3位決定戦で勝利した履正社を含めた3チームが、来春のセンバツを懸けた近畿大会に挑む。