履正社2年ぶり近畿大会決めた 岡田監督“縁深い”東洋大姫路と対戦「楽しみ」

 「秋季高校野球大阪大会・3位決定戦、履正社13-3星翔」(9日、大阪シティ信用金庫スタジアム)

 履正社が星翔との3位決定戦を五回コールドで快勝。2年ぶりの近畿大会出場を決め、来年3月末での退任が決まっている岡田龍生監督(60)との最後の甲子園出場へ、望みをつないだ。

 「去年(センバツに)行けなかった悔しさもあったと思う。これでまたチャンスができたので、頑張るしかないですね」

 持ち前の強力打線が爆発した。初回から4連打で3点を先制すると、二回には主将・小西柚生外野手(2年)のソロが飛び出すなど、計12安打13得点の猛攻で圧倒。それでも、指揮官は「しっかり点を取るところで取っていかないと勝てない」と厳しめジャッジで奮起を促した。

 退任後は母校・東洋大姫路の新監督に招へいされている。同校は兵庫3位で秋季近畿大会出場を決めており、組み合わせ次第で対戦する可能性も。「何とも言えないですけど、楽しみですね」と不敵な笑みを浮かべた岡田監督。19年夏以来の甲子園優勝を目指し、指揮を執る。

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