巨人・原監督 6投手指名に「90点以上」「よくぞ素晴らしい選手が残ってくれた」
「プロ野球ドラフト会議」(11日、都内ホテル)
巨人・原辰徳監督は「思っていた以上の選手たちが、指名することができた」と納得の表情。支配下7選手のうち6投手を指名し、「90点以上ですね。上位指名はもちろん、4、5、6、7位も非常に魅力ある選手。よくぞこういう素晴らしい選手が残ってくれた」とうなずいた。
4球団競合となった隅田知一郎投手=西日本工大=は抽選で外したが、外れ1位で最速157キロの翁田大勢投手=関西国際大=を指名。原監督は「右投手では1位評価」と大きな期待を寄せた。
その後はJR東日本の本格派左腕・山田龍聖投手、日大の赤星優志投手、センバツ優勝投手の東海大相模・石田隼都投手、法大・岡田悠希外野手、打力もある明徳義塾・代木大和投手、広島新庄・花田侑樹投手を指名した。
今季は先発の駒不足に苦しんだ巨人。指揮官は「将来性という部分においても、投手中心ではありますが、バランスの取れたドラフト。左のパワーヒッターも指名できた。大きく育てたい」と、将来を見据えた。