巨人ドラ1翁田は虎党「阪神ファンに『来てほしかった』と思われるように」

 「プロ野球ドラフト会議」(11日、都内ホテル)

 巨人から1位指名された翁田大勢投手(22)=関西国際大=は兵庫県三木市の同大学で吉報を喜んだ。西脇工3年時はプロ志望届を提出しながら、指名されなかった。大学4年間での成長を証明する1位指名に「自分が思っていたより、だいぶ早かった」と高評価に戸惑いながらも笑顔を見せた。

 兵庫県生まれの兵庫県育ちで、地元球団の阪神を応援してきた。今後は永遠のライバル球団のユニホームを着ることになるが「阪神ファンに『来てほしかった』と思われるような、全ての野球ファンを魅了できる選手になりたい」と伝統の一戦での活躍を思い描いた。

 スリークオーターから繰り出す力のある直球を武器に、どんどん押していく投球スタイルが持ち味だ。大学入学後のフォームの見直しやウエートトレーニングの成果で最速は157キロまで伸びた。「160キロ投げるのは自分の中の目標」と今後は大台到達を見据える。

 関西国際大・鈴木英之監督は「私の監督生活の中で、ストレートのスピードとパワーは一番」と評価。「ロッテで活躍している益田投手の大学時代と比べても、翁田の方がストレートに力がある。しっかりと調整して、体を鍛えれば160キロも夢ではない」と自信を持ってプロの世界に送り出す。

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