ロッテ2位で点灯!51年ぶりの優勝マジック「9」 佐々木朗が6回無失点3勝目
「オリックス1-6ロッテ」(14日、京セラドーム大阪)
2位・ロッテが、首位のオリックスに勝利し、順位は2位のままながら、優勝へのマジック「9」が点灯した。2位球団のマジック点灯は14年・オリックス以来で、1シーズン制でのロッテのマジック点灯は1970年以来、51年ぶり。先発・佐々木朗希が6回5安打無失点と好投し、3勝目を挙げた。
ロッテ先発の佐々木朗は、初回こそ岡のダイビングキャッチにも助けられる内容だったが、二回以降は安定感を増していった。四球は1つのみで、三振は8つ。初回、五回に記録した最速158キロの直球と、ストライクゾーンへ落ちるフォークや、スライダーなどを織り交ぜた投球で、オリックス打線を封じた。
打線は初回にレアードの適時打、エチェバリアの2点適時打で3点を先行すると、二回は中村奨、三回には藤岡にタイムリーが出て、佐々木朗を援護した。
なお、マジック点灯の可能性がある2球団による直接対決例は、19年9月12日のソフトバンク対西武戦がある。この時は勝利したソフトバンクにM12が点灯したが、最終的には西武が優勝している。