ソフトバンクに珍事 投手交代で伝達ミス?板東でアナウンスも古谷がマウンドへ

 「ソフトバンク-ロッテ」(19日、ペイペイドーム)

 ソフトバンクの投手交代で“勘違い”による珍事を起きた。

 4-0とリードして迎えた八回表だ。前の回までノーヒット投球を続けていた千賀だったが、先頭打者に一塁内野安打を許すと、次打者には四球を与えて無死一、二塁とピンチを背負った。ロッテベンチが左打者の佐藤都を代打に告げたところで、工藤監督は千賀の交代を決断した。

 場内アナウンスでは「板東」と名前が告げられたが、その時、マウンドの近くまで向かっていたのは左腕の古谷だった。

 悔しそうな表情で一塁側ベンチに引き上げていた千賀も思わずキョトンと立ち止まった。三塁側のロッテベンチも何が正しいのか分からずにざわついていた。

 結局、ソフトバンク側の勘違いだったようで、古谷はすぐにベンチへ引っ込み、しばらくして右腕の板東がマウンドへやってきた。工藤監督も苦笑いだった。

 その板東は混乱の中だったが、佐藤都を149キロで空振り三振に仕留めた。続く荻野には右中間へ大きな打球を打たれたが、右翼手の柳田がフェンスに激突しながら好捕。そして、最後は中村奨を三ゴロに打ち取って3アウト。無失点の好リリーフを見せた。

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