京産大・勝村監督有終飾る 指導歴20年以上、母校で監督「本当に幸せでした」
「関西六大学野球、京産大6-3大院大」(19日、南港中央球場)
2回戦2試合が行われ、京産大と大商大がそれぞれ勝ち点を挙げて全日程が終了した。優勝はすでに龍谷大が決めており、31日から神宮大会の切符をかけた関西地区大学野球選手権に出場する。順位は龍谷大、大商大、京産大、大経大、神院大、大院大となった。
京産大は大院大に逆転勝ちを収め、今季限りで退任する勝村法彦監督(64)のラストを有終の美で飾った。00年にコーチに就任し、01年9月からは監督として20年以上にわたって指導した。「4年生が最後に意地を見せてくれた。母校で監督をさせてもらえて本当に幸せでした」と涙を浮かべながらも、充実の表情で球場を後にした。