広島商がサヨナラ勝ち 益田東と両軍計30安打の打撃戦を制す
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「秋季高校野球中国大会・1回戦、広島商8-7益田東」(23日、津田恒実メモリアルスタジアム)
2002年以来、20年ぶりのセンバツ出場を目指す広島商(広島1位)がサヨナラ勝ちを収め、準々決勝に駒を進めた。
四回終了時で0-3と追いかける苦しい展開になったが、五回に打者一巡11人の猛攻で一挙に6点を奪い、逆転に成功した。粘る益田東(島根3位)に終盤同点とされたが、7-7の九回2死一、二塁から主将の植松幹太内野手(2年)が適時打を放ち、両軍合わせて計30安打の乱打戦に終止符を打った。「自分で決めてやろうという気持ちだった。抜けてくれてうれしかったです」と喜んだ。
荒谷忠勝監督は「簡単な試合になるとは思わなかった。選手がよく頑張ってくれた。細かいミスもあったが、よく守ってくれた。最後はそこの差かな」と話した。