天理がセンバツ当確 プロ注目右腕・南沢が1失点完投 市和歌山下す
「秋季高校野球近畿大会・準々決勝、天理5-1市和歌山」(23日、皇子山球場)
天理(奈良3位)が市和歌山(和歌山1位)に快勝して4強入りを決め、近畿一番乗りで来春のセンバツ出場を当確させた。
0-0で迎えた三回に、9番・重舛から藤森、永井、戸井の4連打で3点を先制すると、4-0の五回には戸井が左翼への特大ソロを放ってリードを広げた。市和歌山の最速148キロ右腕・米田天翼投手(2年)から、10安打5得点を奪った。
投げては、188センチのプロ注目右腕・南沢佑音投手(2年)が9回を6安打1失点で完投。完封した1回戦に続き、エースらしい好投で昨春に続いてのセンバツ出場を濃厚とさせた。