青学大V争い残った 山田拓が決勝弾 まずは29日の日大戦へ「自分たちのできることを」
「東都大学野球、青学大2-1日大」(28日、神宮球場)
青学大が日大との接戦を制して5勝4敗とし、優勝争いに踏みとどまった。1-1の九回2死から山田拓也内野手(3年・東海大相模)が決勝アーチ。エースの森圭名投手(4年・富山第一)が9回6安打1失点完投で逃げ切った。
延長タイブレークも見えてきた土壇場で山田拓が試合を決めた。「打ち取られた球が全部インコース」と狙いを定めた内角スライダーを強振。右翼スタンドへと吸い込まれた打球は、価値ある今季2号となった。
第5週時点で5勝3敗の首位・国学院大の結果次第ではあるが、29日の日大2回戦も勝てばプレーオフの可能性が残る。「僕らは1勝しないといけない。自分たちのできることを」と山田拓。今春1部に昇格した青学大がリーグ制覇へ望みをつないでいる。