オリックス優勝の経済効果は関西で約209億円 関大・宮本名誉教授が試算
関西大の宮本勝浩名誉教授が、プロ野球・オリックスの優勝による経済効果を試算。関西地域において約208億9769万円となったとして28日、同大を通じて発表した。全国では約232億1966万円になるというが、その約9割が関西地域でもたらされる経済効果であると仮定して計算したという。
宮本名誉教授は「今年は無観客試合や観客数の制限があるために、この数値はファンが考えていたほどの金額には届いていないかもしれない。もし、今年全試合が制限なしの観客を集めて開催できていれば、かなり多額の経済効果を関西地域にもたらすことになっていたであろうと考えられる。来年は満員の球場でオリックスが優勝してくれることを願っている」とコメントした。
オリックスは今季、OBの中嶋聡新監督のもと、前年最下位から大きく飛躍。27日に25年ぶり、13度目のリーグ優勝を果たした。