オリックス・“ラオウ”杉本 “恩人”イチロー氏祝福コメントで優勝再実感

 オリックスが25年ぶりのリーグ優勝から一夜明けた28日、京セラドームで全体練習を行った。杉本裕太郎外野手(30)は、“恩人”のイチロー氏(48)=マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター=の祝福コメントに感謝。偉大な先輩に続く、1996年以来の日本一を誓った。まずは11月10日からのCSファイナルステージで、同年以来の日本シリーズ進出へ導く。

 偉大な先輩からの言葉が胸に響いた。杉本はイチロー氏からの祝福コメントで、改めてリーグ優勝の喜びをかみ締めた。

 「なかなか優勝したくてもできない年が続いて、そういう先輩方の思いを晴らすことができてうれしいなと思いました」

 イチロー氏とは入団1年目の2016年オフから3年間、自主トレを共にした。「(1年目のことは)覚えています。『体大きいな』と言われましたね(笑)」。レジェンドと交わした言葉や野球に対する姿勢から、多くのことを吸収。勝負の世界で生き抜くヒントを学んだ。

 6年目の今季、ようやく才能が花開いた。打率・301、32本塁打、83打点は「自分でも全く眼中にない数字だった」と振り返るほどの大活躍。イチロー氏と過ごした時間で得た“財産”も好成績に結びついた。

 歓喜の余韻が残る全体練習では、チームメートと笑顔を見せながら打撃練習などで調整。自身初出場となるCSへ向けては、「変わらず自分らしくやっていこうと思います」と意気込んだ。イチロー氏らが果たした1996年以来の日本一へ-。“一片の悔い”も残らぬよう、バットを振り続ける。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス