ソフトバンクが藤本博史新監督の就任を発表 工藤監督に敬意「番号をもらいます」

 プロ野球のソフトバンクが29日、藤本博史2軍監督(57)が、来季の1軍の新監督に就任すると発表した。この日、オンライン形式での会見を開き、発表した。

 藤本氏は南海・ダイエー、オリックスでプロ選手としてプレー。11年にソフトバンクのコーチングスタッフ入り。2軍打撃コーチ、1軍打撃コーチを経て、19年~20年は3軍監督、今季は2軍監督を務めていた。

 藤本監督は「今年はコロナ禍、主力の長期離脱というところで、大変苦しい戦いが続いた1年だったと思います。来季はできるだけケガ人を少なくして、各選手の力をしっかり出せるように、私、コーチ、スタッフ、全員で全力でサポートをしていきたいと思います。来季に向けて、チーム一丸となってペナントレース優勝、そして日本一目指して頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします」と決意を語った。

 同じ1963年生まれの工藤前監督には、電話で報告をしたといい「ちょっと不安はあるんですけど、全力で頑張りますと言ったら、『博史だったらできるよ』と軽く言っていただいたので」とジョークを交えて振り返った。「(実際は)軽くはないと思うんですけど、一生懸命頑張ります」と決意を新たにした。

 今季の背番号は76だったが、「決定はしていません」としつつ、「工藤監督の番号をもらいます」と宣言。そのこころを「すごい勉強熱心な監督で、なかなかぼくはそこまでおっつかないと思いますけど、近づくために工藤監督の番号をもらいます」と「81番」を希望した。

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