日本ハム・栗山監督ラストゲームで白星 10勝目の伊藤大海と握手、敵地で深々一礼
「ロッテ3-5日本ハム」(30日、ZOZOマリンスタジアム)
日本ハムは今季限りで退任する栗山英樹監督のラストゲームを白星で飾り、5位で今季を終えた。また、先発の伊藤大海が、今季最終戦で10勝目を挙げた。
ルーキーの伊藤は4月28日のソフトバンク戦でプロ初勝利を挙げると、個人6連勝をマークするなど活躍した。しかし、9月7日の楽天戦で9勝目を挙げてから6試合勝ち星がなく、節目の1勝に苦しんでいた。
この日は7回1失点。近藤の11号ソロで1点リードを得ていた五回、レアードに同点タイムリーを許したが、七回に王が勝ち越しタイムリーを放ち、その裏のロッテの攻撃を抑えて降板した。
八回は両チームが1得点し、九回表に大田が2点タイムリーを放って3点差に。九回は抑えの杉浦が登板し、佐藤都に6号ソロを打たれたが、リードは守った。
ビジターゲームでの今季最終戦を勝利で終えた栗山監督は、2桁勝利を達成した伊藤大海とがっちり握手をかわし、記念撮影にも笑顔で納まった。グラウンドを去る際にも、スタンドからの拍手に対して、深々と一礼した。