ロッテの鳥谷が引退 周りの人の支えと応援で「プロ野球選手 鳥谷敬の形を作れた」
ロッテは31日、鳥谷敬内野手(40)が今季限りで現役引退することを発表した。この日、鳥谷から球団に申し入れがあり、引退会見は後日行われる。 阪神でもプレーした鳥谷は、現役18年の思いを球団を通じて発表した。
「阪神で16年、ロッテで2年。色々な人と出会い、色々な人に支えていただき、ここまで現役をすることが出来ました。今は感謝の気持ちで一杯です。今シーズン、チームが調子のいい時も悪い時もあった中で、力になることが出来ず、ユニホームを脱ぐことを決断しました。チームがまだ日本一を目指している時期に個人的な事を発表させていただき申し訳ありませんが、ご報告をさせていただきます。この18年間は苦しい時もありましたし、いい時もありました。その時間すべては周りの人の支えがあってのものです。皆様の支えと応援のおかげで試合に出続けることが出来て、プロ野球選手 鳥谷敬の形を作れたのだと思います。感謝しかありません。18年間ありがとうございました」。
鳥谷は2003年度に自由獲得枠で阪神に入団。20年シーズンからロッテでプレーした。今季は1軍で32試合にプレー。5月25日には甲子園で適時打も記録した。