巨人・岡本和 フリー打撃を回避 原監督「疲れた人は、あんまりね」
巨人・岡本和真内野手(25)が31日、東京ドームで行われた全体練習に参加し、フリー打撃を回避した。原辰徳監督(63)は「疲れているんじゃない?」と故障ではないことを強調。11月6日からのCSファーストS出場に支障はない模様だ。
通常通り、ウオーミングアップを行い、ノックを受けていた岡本和。だが、途中で左の脇腹付近を押さえるしぐさを見せると、打撃ケージに入ることなくそのままベンチ裏へと消えた。その後、非公開で行われたシート打撃にも参加しなかったとみられる。
「深刻なケガではない?」との問いに、原監督は「と思いますよ。疲れた人は、あんまりね、やらしても」と阪神とのCSファーストS出場には問題ない様子。ただ、今季143試合にフル出場し、打率・265、39本塁打、113打点をマークした不動の4番が万全でなければ、チームにとっては大きな不安要素になる。
10月16日の広島戦(東京ド)で右手首に死球を受けた影響から、慎重に調整を進めている坂本については「痛みもだいぶ取れた」と指揮官。回復しつつあるが、この日のフリー打撃でもフルスイングは控えており全快ではない。CS突破には欠かせない主軸2人だけに、状態が心配される。