慶大の清原ジュニア・正吾、父の前で“神宮初安打”も不満「納得の打席ではなかった」

5番・一塁でスタメン出場し、“神宮初安打”を放った慶大・清原正吾(撮影・伊藤笙子)
8回、ネクストで準備するも、代打を言い渡されベンチへと戻る慶大・清原正吾(左)=撮影・伊藤笙子
 7回、斎藤快太の二塁打に両手を突き上げて喜ぶ慶大・清原正吾(中央)=撮影・伊藤笙子
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 「東京六大学野球秋季フレッシュトーナメント、早大7-2慶大」(1日、神宮球場)

 西武や巨人などで活躍した清原和博氏の長男・正吾内野手(1年・慶応)が“神宮初安打”を放った。「5番・一塁」でスタメン出場し、六回2死に遊撃内野安打。父にスタンドから見守られながら自身にとって初となる“早慶戦”でHランプをともした。直後にエンドランのサインでスタートを切り、二盗成功。結果を出したが、「内容が悪かった。納得の打席ではなかった」と満足しなかった。

 正吾は今春のフレッシュトーナメントの初戦だった早大戦でベンチ入りし、続く東大戦では代打で“神宮デビュー”を果たした。法大との決勝では「7番・DH」で初のスタメン出場。3試合で初安打はお預けとなったものの、堀井哲也監督は今秋リーグ戦前に「成長スピードには驚いています」と期待を込めていた。

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