木更津総合16年以来のセンバツ当確 146キロ右腕・越井が完投で東海大相模斬り
「秋季高校野球関東大会・準々決勝、木更津総合4-1東海大相模」(2日、ノーブルホームスタジアム水戸)
木更津総合(千葉1位)が4強入りし、16年以来6年ぶり4度目となる来春センバツ出場へ当確ランプをともした。プロ注目の最速146キロ右腕・越井颯一郎投手(2年)が9回6安打1失点完投。今春センバツ王者を相手に快投を披露した。
九回1死一塁から遊撃への併殺打に打ち取ると、マウンド上で大きくガッツポーズを作った。「きょうの武器はストレートかな」とこの日最速145キロの直球にスライダーを織り交ぜ、強力打線に強気の投球。時折スローボールも駆使し、走者を出しても動じなかった。
「自分が笑顔になると周りも笑顔になるかな」とポリシーを貫き、136球でマウンドを守り抜いた。1日150球の投げ込みで課題のスタミナもアップ。自身としては初となる聖地をグッと引き寄せた。