明秀学園日立が2度目センバツへ当確 小久保快栄が3安打1打点 伯父は元侍ジャパン監督
「秋季高校野球関東大会・準々決勝、明秀学園日立11-4高崎健康福祉大高崎」(2日、ノーブルホームスタジアム水戸)
明秀学園日立(茨城1位)が4強入りし、18年以来4年ぶり2度目となる来春センバツ出場に当確ランプをともした。来季からソフトバンク2軍監督を務める小久保裕紀氏のおい・快栄(かいえい)内野手(2年)が3安打1打点。三塁守備でも貢献し、攻守でもり立てた。
16安打11得点の猛攻の口火を切った。二回1死一塁から「初球から振っていこう」と直球を捉え、中越え二塁打。中堅手の失策も誘い、先制点を呼び込んだ。「打力には全員、自信がある」と新チームからバットを振り込んできた成果を発揮した。
野球エリートの血筋だ。侍ジャパンの監督も経験し、「一流で活躍している選手は体つきから違うんだな」と驚かされた伯父。加えて父・隆也さんも智弁和歌山の投手として2度の甲子園出場し、青学大、社会人野球のHONDAでプレーしている。
「絶対、甲子園に連れていく」と誓った親孝行を果たせるところまで勝ち上がった。「ここからは関東のテッペンを目指そう」と快栄。強力打線の一角を担い、チームを初の秋の関東王者へと導いてみせる。
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