清田育宏氏が契約解除巡りロッテを提訴 球団側はコメント控える

 ロッテから今季途中に契約を解除された元選手の清田育宏氏が、「処分は違法で無効」として、球団選手としての地位確認や計約9700万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こしたことが4日、分かった。4日の第1回口頭弁論で、球団側は請求棄却を求めた。

 清田氏は昨秋、札幌遠征中に新型コロナウイルス対策で設けられていた球団ルールを違反。一般女性と会食したことを球団に虚偽報告していたことも判明し、1月に無期限の謹慎処分を受けた。さらに、処分が解けた直後の5月には別の女性との不倫密会が一部週刊誌の報道で判明。処分解除から「わずか2週間もたたないうちにこの行為」を球団側は重く見て、契約解除に踏み切っていた。

 清田氏側は一方的に契約を解除したのは「解雇権の乱用だ」と主張。ロッテは「係争中につき、コメントは差し控えさせていただきます」としている。

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