ロッテ・佐々木朗希がCS開幕で2桁奪三振 大役果たす6回1失点
「パCSファーストS・第1戦、ロッテ-楽天」(6日、ZOZOマリンスタジアム)
パ・リーグのCSで史上最年少の開幕投手を務めているロッテの佐々木朗希が、六回にこの試合10個目となる三振を奪った。6回1失点と、試合をしっかりと作り、2番手の国吉に後を託した。
投球成績は6回4安打、1失点。自責点は0。四球は2つ。10奪三振で、球数は96球だった。
三回には3つのアウトを全て三振で取るなど、五回までに毎回で9つの三振をマークしていた佐々木は、六回に先頭の島内から三振を奪い、2桁奪三振を記録した。
その後、鈴木大を打ち取り、茂木にはこの日2つ目の四球を与えた。渡辺佳は一ゴロに打ち取り、この回を無失点で切り抜けた。ベンチでは、チームメートとグータッチをかわしていた。
1失点は、2死二塁から、渡辺佳をボテボテの投ゴロに打ち取った場面で、自身が一塁へ悪送球をしてしまったことから生まれた。記録上、自責点は0だが、自身のミスの失点だった。
しかし、その後の辰己から三振を奪い、この回はこの1点で切った。3三振を奪った三回も満塁のピンチをつくってしまったが、5番の鈴木大を三振に斬るなど、勝負の分かれ目となる場面で三振を取る投球が光った。