日本ハム・新庄Bボス、元阪神・島野イズム継承「言うこと間違いない」【一問一答】
日本ハムの新庄剛志ビッグボス(49)が8日、就任後初めて沖縄県国頭村で行われている秋季キャンプを視察した。派手な出で立ちで球場入りし周囲をあっと言わせたかと思えば、グラウンドでは独自の練習法を導入し選手の能力を査定するなど“本業”も抜かりなし。早くも“新庄ワールド”全開のキャンプ視察となった。新庄ビッグボスとの一問一答は以下の通り。
◇ ◇
-初の選手とのふれあい。
「選手の動きがかわいく見える」
-スマホでメモをしているように見えた。
「ユニホームを着ていないから名前がさっぱり分からん。なんかマッキー(油性マジック)かなんかで書いてもらわな」
-気になる選手は?
「あんまり目に留めようと思わなかった。全体の雰囲気を見て、このチームは良いチームになるかどうかっていう動きを、ぼやーっと見ていましたね」
-午前と午後で服装が違ったが。
「あの、おしっこしに行ったの。で、まあカメラさんたちもいっぱい来ているし、絵的に?ネタがあった方がいいかなと思って、で着替えてきました」
-初日で午前中は赤の上下、赤にはこだわりがある?
「こだわりはないです。僕、実は赤はあまり好きじゃないんです。僕が赤いリストバンドをしていた理由というのは、こう(バットを)構えたときに牛になれるという。旗?こういう(闘牛士の旗を振るしぐさ)。赤があると、ボールに向かっていけるという。まあ今、(その話を)作ったんですけど」
-自らグラウンド整備もした。それは自身の経験から?
「タイガースに島野育夫コーチという人がいた。このコーチは選手にグラウンド整備をさせなかった。グラウンドキーパーの方たちにさせるんでもなくて、選手が来る前に俺たちがやるんだ、と。だから僕はグラウンド整備をほとんどやったことがない。その姿で、島野さんが言うことは間違いないというふうに変わっていった。そんな思いでやった」
-選手の動きがかわいく見えるというのは。
「まだ素早くないんでしょうね。それがかわいいから、かっこいい守備にいくのにはまだもうちょっと時間がかかるだろうし、教えていかないといけない」
-センスの問題?
「いやいや教え方でしょうね。まあみんなここに来る選手は天才なんだから。体力がない選手をそういうふうに教えようとして、何十分もやって、『ここから、軽いプレーになってくるよ』という時に体力がなかったら追いつかないから意味がない。ピッチングにしても特打にしても」
-この3日間の中で教える?
「いやいや、まだまだ。この3日間は、まず選手の動きを見て楽しみながら、この雲一つない空を(実際は曇り)、見ながら。あしたもゆっくりね。こっからが暇なんすよ!何しようかなって。っていう感じです」
-衣装は何着くらい持って来た?
「3日間でいつも僕、衣装は6とか、7とか。人いなくても(笑)。自分なりに、嫌なんすよ。ちゃんとしとかないと。その代わり、お金なくなるなくなる。でもそのくらいね、人に見られるっていう意識をしてるんで」
-あしたも二つの衣装が見られる?
「いや、分かんないです。裸で来るかも(笑)。まあまあ、乳首はNGかな(笑)」