オリックス・安達 日本一へフル出場解禁!潰瘍性大腸炎の持病も「全然大丈夫」

 オリックス・安達了一内野手(33)が8日、CSファイナルSから日本シリーズへフル出場の解禁を誓った。

 「いくつもりでいます。もちろんフルで。(ファイナルSは)全部ナイターなんで全然、大丈夫です」

 シーズン中は潰瘍性大腸炎の持病を持つため、体調維持の観点から週2試合の欠場をルーティンとしてきた。

 だが、短期決戦となれば話は別。守備の要としてフル稼働するつもりだ。

 今季は100試合に出場し、打率・259、0本塁打、18打点、チームトップタイの14犠打、5盗塁。10月25日の楽天戦(楽天生命)では2ランスクイズも決めた。1年目以来の0本塁打に終わったが、チームから求められるのは堅守とともに打線のつなぎ役と心得る。

 「本塁打はいらない。エンドランとかチームプレーをしっかりやりたい。本塁打を打つ打者につなぐ打者なので。脇役をしっかりやっていきたい」

 プロ10年目で悲願の優勝。だが、試合のない日に決まったために「実感は湧いてないです。優勝の仕方が思っていたのと違ったので。CSでやりたいです」と話す。

 脇役をしっかり演じきり、日本一で今度こそ本物の歓喜を体感する。

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