日本ハム・近藤が10月度月間MVP 初受賞に「縁のない賞だと思っていた」
セ、パ両リーグは9日、10月度「大樹生命月間MVP賞」を発表し、パ・リーグ打者部門で日本ハムの近藤健介外野手が選出された。プロ10年目で初受賞。日本ハムからは2019年3、4月度の有原航平投手以来、通算74度目の受賞となった。
「縁がない賞だと思っていたので、素直にうれしく思います。17年の調子が良い時にこの賞に届かず、これで獲得できなかったら無理だなと思っていたので、少しびっくりしています。今年はチームとしてなかなか得点を取れなかったので、もう少し得点に貢献できる打撃をこのオフに突き詰めていきたいです」
近藤は10月は23試合に先発出場し、安打(27)、二塁打(9)、塁打(44)、出塁率(・422)でリーグトップ、打率(・351)でリーグ2位の好成績を残した。
1日・西武戦で、六回に均衡を破る先制打を放ち10月好スタートを切ると、13日・西武戦まで11試合連続安打。その後も安打を量産する中で20日・西武戦では二回に右中間へ先制ソロ本塁打を放ち、プロ10年目で初の2桁本塁打をマーク。10月は最終的に23試合中20試合で安打を放った。