新庄監督が減量指令の大食漢・清宮に「大変だろうね、俺のテーマ。痩せたら褒めて」
日本ハムの“ビッグボス”新庄剛志監督(49)は9日、沖縄・国頭村での秋季キャンプ視察2日目を迎え、清宮幸太郎内野手にダイエット指令を出した。
フリー打撃を終えた清宮を手招きして呼び寄せると、そのまま指導開始。ビートたけしの「コマネチ」のポーズのような動作で、股関節について話をしたという。さらに清宮の脇腹付近も触りながら会話を続けた。
新庄監督「ちょっとデブじゃねえ?」
清宮「痩せてしまったら打球が飛ばなくなるのが怖いので…」
伸び悩む大砲を飛躍させるために、今オフのダイエットを課題の1つとして与えたことを明かした。
「テーマはいっぱいありますよ、彼は。食べるのが好きらしいですね。知ってる?有名なんだ。なんか移動中に東京~所沢までで弁当7個食ったって。場所はちょっと分からんけど。すごい食べる子、大変だろうね、俺のテーマ。痩せてきたらみんな褒めてね」
報道陣に対しても「みんなも(清宮に)プレッシャーをかけて」と一体となって清宮スリム化計画を実施する意向。「移動中に7個食べるのを3個にしてほしい」と要求していた。
49歳になった今も現役時代と変わらない体型を維持しているビッグボスは持論を展開した。
「スタイルというか、俺、太っていることがなんか、人間的にだらしないというイメージがあるんですよ。スタイルを保っている人というのは、自分に負けずにしっかりした気持ちがあるんじゃないかなって思っている。清宮くんも、弁当をできたら…3個くらいに。それでも、調整しているんだから。すばらしいと思いますよ。チェックしておいてください」。
新庄監督から「痩せない?」と聞かれた清宮は「いい目をしていましたよ」とダイエットに意欲的な姿勢を示したという。