日本ハムの新庄剛志ビッグボス（４９）が９日、沖縄県国頭村で行われている秋季キャンプを視察。異例のリクエスト要求ポーズを考案した。その正体はハートマーク型のリクエストだ。

　この日行われたケース打撃練習。１死満塁で野村が中飛を放ち、二走、三走がタッチアップした。三塁はクロスプレーでセーフ。この微妙な判定に三塁・郡が、ネット裏で見守っていた指揮官にリクエストを求めた。

　この訴えに素早く対応。一般的な両手で四角を描くリクエストポーズではなく、両手でハートマークを作ってリクエストした。スタンドの各社カメラマン一人一人に向け、シャッターチャンスを与える配慮まで見せた。

　残念ながら判定は覆らず“初リクエスト”は失敗。それでも「俺、来年、これでいくよ。シーズン中も」と継続を宣言した。さらに「一緒でしょ。これ（四角）もこれ（ハート）も。分かるでしょ。俺がやれば分かるよ。そういうケースも見ているし。舌出しておく。舌」と悪びれる様子はない。常識にとらわれない新庄ビッグボスのもくろみは、実現するだろうか。