DeNA・石井コーチが4時間密着指導 森、タクロウ超えだ
古巣に復帰したDeNAの石井琢朗コーチ(51)が17日、横須賀市内で行われている秋季トレーニングで、プロ2年目の正遊撃手候補、森敬斗内野手(19)を4時間にわたり密着指導した。
まずはフリー打撃での心構えを伝授。森に対し「1球目と最後の1球を大事に。1球目にバントをするのでなく直前のティー打撃で準備して1球目からしっかり入れ」と指示した。ティー打撃でも「左肩があまり出ないように」などと一挙手一投足に目を光らせた。
石井コーチは現役時代、走攻守の三拍子そろった遊撃手だった。森にとって、自身が描く未来像に重なることもあり「(石井コーチは)やっぱりすごい打率を残している。盗塁も守備もできる選手。そんな選手になりたい」と偉大な先人を目標に定めた。