日本ハム・山田コーチ 嶋、伊藤光、梅野らに共通するものは「野球オタク」

就任会見に臨んだ山田勝彦バッテリーコーチ(代表撮影)
 就任会見に臨んだ山田勝彦バッテリーコーチ(右から2番目・代表撮影)
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 今季まで阪神で指導し、新たに日本ハムの1軍バッテリーコーチに就任した山田勝彦氏(52)が19日、千葉・鎌ケ谷の2軍施設で就任会見を行った。新庄剛志ビッグボスとは現役時代に阪神、日本ハムでチームメートだった。

 現役を退いてからは楽天、オリックス、13年からは阪神でそれぞれコーチを務め、手腕を磨いてきた。「楽天で僕は初めて嶋を、オリックスで伊藤光、それで梅野や坂本。今の阪神のキャッチャーも見ましたけど、やっぱ技術があったのもそうですけど、やっぱ野球に取り組む姿勢。野球オタクというか、野球に対する取り組み方がすごかった。野球好きというか、本当に野球に対しての取り組みがすばらしい」。数々の主力捕手を育成してきた観点から、そう振り返った。

 「コーチとして16年経験しまして、縁あってビッグボスと一緒に日本ハムに戻って、プロ野球界を盛り上げるのに少しでも手となり足となり、チームがいい方向にいけたらいいなと思います」と抱負を語った。

 新庄ビッグボスからはバッテリー面での全権を委ねられている。チーム内の捕手に対して、早くも熱っぽく訴えた。「何が一番捕手で必要、何がポイントかというのは、勝てる捕手がレギュラーをつかむ。3割30発打ってもチームが最下位では認められない。まずは勝ちにこだわってほしい。そのために何をするかっていうのは本人たちが考えること。一番勝ちたいのは監督。僕はいろんな監督に仕えましたけど、1番勝ちたいのは監督なんですよ。勝ちにこだわって欲しいなと。そこを、僕はみんなに言いたい」と力を込めた。

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