日本ハム・山田バッテリーコーチ 新庄BBに口説き落とされた「力になりたい」

 今季まで阪神でコーチを務め、新たに日本ハムの1軍バッテリーコーチに就任した山田勝彦氏(52)が19日、千葉県鎌ケ谷市内の球団施設で会見を行った。新庄ビッグボスとは現役時代に阪神、日本ハムでチームメート。「力になりたい」と意気込む“盟友”が、指揮官の頭脳として支えていく。

 阪神退団が発表されたのは2日。自らの進路に「迷っていた」というが、決め手はビッグボスからの熱烈ラブコールだった。稲葉GMも含め、10月半ば頃から「毎日のようにショートメッセージが来ました」と照れ笑い。「モテる理由が分かりましたね」と最後に口説き落とされた。

 ビッグボスからは「山田さんに全部お任せします」とバッテリー面での全権を委任された。日本ハムは今季、清水や石川亮が主にマスクをかぶったが正捕手は不在。近年のチーム低迷の要因となっているウイークポイントでもあり、「一本立ちできる選手」の育成に力を注いでいく。

 指導力は折り紙付きだ。楽天では嶋、オリックスで伊藤光。阪神でも梅野、坂本らを育てた。「今の阪神の捕手を見て、技術があったのもそうですけど、野球に対する取り組み方が素晴らしい」。正捕手育成へ。「目をぎらぎらさせてほしい」と訴えた言葉には早くも熱がこもった。

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