巨人・山崎伊、バット2本粉砕 来季の“秘密兵器”を原監督絶賛
巨人・原辰徳監督(63)が20日、川崎市のジャイアンツ球場での秋季練習を視察し、来季の“秘密兵器”山崎伊織投手(23)を絶賛した。
右腕は1カ所打撃に登板し、最速148キロをマーク。17球を投じ2度、打者のバットをへし折った。指揮官は「(ローテ争いに加わる存在に)なってほしいね。実戦的だよね」と高評価した。
山崎伊は20年ドラフト2位で東海大から入団。昨年6月に右肘のトミー・ジョン手術を受けたが順調に回復している。課題は外角低め直球の精度で、原監督は「上げられれば一流の投手になる可能性を持っている」と語る。
リーグ3連覇を逃し3位に終わった今季。現有戦力の底上げにも力を入れる考えの指揮官は、山崎伊の台頭に期待した。