楽天・オコエが現状維持でサイン 約40分の交渉で球団と「すり合わせた」内容とは
楽天のオコエ瑠偉外野手(24)が22日、仙台市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の来季年俸1000万円でサインした。(金額は推定)
プロ6年目のシーズンを42試合、打率・223、0本塁打6打点で終えたオコエ。今季は2月に左手を手術して出遅れるも、後半戦初戦から1軍に昇格。約2年ぶりのスタメン起用から2戦連続適時打を放つ活躍を見せた。
その後は8月後半から9月頭にかけてスタメン起用が続くも徐々にバットが湿りがちになり、ベンチスタートが増えた。10月半ばからはファームでの調整が続き、CSの出場はなかった。
約40分の交渉を終え、会見場に姿を見せたオコエは「今年から石井監督だったのでチームがどういう方針だったのか、球団がどういう方針だったのかを自分はちょっとあやふやなところでやっていた部分があったので、それを今回はっきりさせて来年はこういうところを重点的にやっていかないといけないなというところをすり合わせたって感じですかね」と交渉の席での内容を語った。
「だいたい1年半くらい野球を全くやっていなかったので、その中で少しでも1軍に出られて多少なりとも試合に出られたところでは自分としてはほっとしています」と今季を振り返り、「レギュラーを取りたいです」と来季の目標を語った。