楽天・安楽 7年目で初の大幅増 競争勝ち抜く「僕の代わりはいくらでもいる」
7年目にして初の大幅アップを勝ち取った。楽天・安楽智大投手(25)が22日、仙台市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、2300万増の年俸4000万円でサインした。(金額は推定)
倍増以上の昇給にも右腕は表情を引き締めた。「防御率1点台に届かなかったり、最後は自分の詰めの甘さが出た」。今季は自己最多の58試合に登板して3勝3敗2セーブで防御率2・08。勝ちパターンの一角として奮闘したが「正直、僕の代わりはいくらでもいると思っている」と危機感をあらわにした。
「セットアッパーの座を勝ち取りたい」。すでに来季に向けて始動しており、年内は地元・愛媛県を拠点に一人で自主トレに励む予定だ。今季築き上げた地位はリセットし、挑戦者として競争を勝ち抜いていく。