DeNA・大貫が525万増で更改も「最下位で申し訳ない」倉本、神里ら5選手は減俸

 契約更改を行った大貫(代表撮影)
 契約更改を行った神里(代表撮影)
 契約更改を行った倉本(代表撮影)
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 DeNAは23日、7人が契約更改交渉に臨み、全員がサインをした。増額は大貫、浜口の2名。減額が倉本、神里、東、上茶谷、戸柱の5名だった。

 昨季は10勝を挙げたが、今季は6勝に終わった大貫晋一投手(27)は、525万増の5775万円でサイン。大貫は「前半戦はすごく苦しいピッチィングになることが多かったのと、チームが最下位になりすごく申し訳ない気持ちがあります」と話した。来季に向け、「規定投球回数にとは思っているので、そこは達成できるように」と意気込んだ。

 倉本寿彦内野手(30)は、990万減の4120万でサイン。倉本は5月9日の阪神戦(横浜)で、一塁にヘッドスライディングの際に左手の指を負傷。3カ月の離脱もあり、今季は46試合の出場に終わった。「休んでる時間はない」と再び正遊撃手の座を奪いにいく。

 神里和毅外野手(27)は、420万減の4780万円でサイン。FAで巨人に移籍した梶谷の抜けた「1番」の最有力候補だったが、今季は不振に陥り、打率・191に終わった。神里は「キャンプからうまくいかず、焦ってフォームを変えたりして1年間フォームを固めきれなかった」と話し、「(オフは)バットを振る量を増やす」と復活に燃えた。

 浜口遥大投手(26)は、330万増の5830万でサイン。初めて開幕投手を務めるも5勝に終わり、「情けなさ、悔しさは非常に大きなものがある」と唇をかみしめた。だが来季に向け、「目指したい。何年も立てる投手に」と再び開幕投手に意気込んだ。

 東克樹投手(25)は、810万減の2510万円でサイン。20年2月に受けた左肘のトミー・ジョン手術から復活し、10月には約2年ぶりの白星を手にした。取材の最後には、昨年結婚していたことを報告し、一児(女の子)の父になったことも報告。18年の新人王は、「長い間待って頂いたので、5年目で責任感のある投手として、しっかりフル回転して投げていきたい」と誓った。

 上茶谷大河投手(25)は、1000万減の3300万円でサイン。今季はわずか1勝に終わり、「ずっとチームの足を引っ張りふがいないシーズン。相当な覚悟を持って臨まないといけない」と危機感を口にした。

 戸柱恭孝捕手(31)は、420万減の3740万円でサイン。チームの捕手では最多となる56試合に出場するも、打率・220、3本塁打、14打点に終わり、「今までで一番悔しいシーズンだった」と振り返った。来季に向け、「自分がその気になってガツガツやっていこうかなと思います」と正捕手奪還に向け、闘志を燃やした。(金額はいずれも推定)

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