ソフトバンク、中日・又吉を調査 FA権行使なら即アタックも
ソフトバンクが、国内FA権を持つ中日の又吉克樹投手(31)の獲得調査に乗り出していることが25日、分かった。
今季は抑えの森、セットアッパーのモイネロがそろって長期離脱したこともあり、終盤の失点で接戦を落とす試合が積み重なった。そのため、今季は3勝8セーブ、33ホールドを挙げて通算400試合登板も果たした右腕は、低迷の一因となった救援陣の強化に最適な人材となる。
今季推定年俸4200万円の又吉は、人的補償が必要なBランクとみられている。FA戦線に乗り出せば2018年に浅村(楽天)、西勇(阪神)の「ダブル獲り」を画策して以来、3年ぶり。権利を行使した場合は複数球団との争奪戦となる可能性もあり、即アタックも視野に入れて動向を注視していく。