ヤクルト 嶋に来季選手兼任コーチ要請へ 宮出氏はヘッド職を退任の方向
ヤクルトが嶋基宏捕手(36)に来季の選手兼任コーチを要請することが27日、わかった。楽天から20年に移籍し、今季は2年契約の最終年。15試合の出場にとどまっているが、ベンチで精神的支柱として支えている部分を評価している。
嶋は06年の大学生・社会人ドラフト3巡目で楽天に入団。野村克也氏、星野仙一氏ら名将の教えを受けてきた。13年には正捕手で日本一にも貢献。中村に続く若手捕手の成長は急務の課題でもあり、経験豊富な嶋にあらゆる角度から“戦力”としての期待を寄せている。
また宮出隆自ヘッドコーチ(44)がヘッド職を退任する方向であることもわかった。後任には松元ユウイチ打撃コーチ(40)らの名前が挙がっている。