広島ドラ2の三菱重工West・森翔平が8回粘投1失点「優勝を目指したい」都市対抗

 力投する三菱重工West・森(撮影・伊藤笙子)
 8回1失点の好投でチームの初戦突破に貢献し、小田幸平コーチ(右)とグータッチをする三菱重工West・森(撮影・伊藤笙子)
 8回1失点と好投した三菱重工West・森(撮影・伊藤笙子)
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 「都市対抗野球・1回戦、三菱重工West2-1三菱自動車倉敷オーシャンズ」(1日、東京ドーム)

 広島からドラフト2位で指名された、三菱重工Westの森翔平投手が、粘りの投球でチームを初戦突破へと導いた。8回3安打8奪三振、1失点(自責点0)の内容に「粘り強く投げられて、何より勝てたことが良かった」と笑顔を見せた。

 二回に捕逸で先制点を献上したが「どんどん上がってきた」と尻上がりの投球。三回以降は四球を与えながらも、相手打線を内野安打1本のみに封じた。相手の2番手で登板したのは、ロッテからドラフト3位で指名された広畑敦也投手。“プロ入り対決”も制する形となった。

 直球に緩いカーブ、チェンジアップを織り交ぜ113球。勝負どころでは右打者の内角へ直球を力強く投げ込む場面も際立った。プロ入り前、最後の大舞台。森は「一つずつ勝って、優勝を目指したいと思います」と頂点を見据えた。

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