DeNA 新守護神候補クリスキー調査 3Aで28回1/3を投げて41奪三振
DeNAが来季の新外国人として、前オリオールズのブルックス・クリスキー投手(27)の獲得調査を行っていることが1日、分かった。
クリスキーは2016年にドラフト6巡目でヤンキースから指名を受けた右腕。20年にメジャーデビューを果たし、今季はヤンキースとオリオールスでリリーフとして計12試合に登板し、2勝1敗。防御率は14・29だったが、3Aでは28回1/3で41奪三振をマークしており、被本塁打もわずか2本とストッパーの適性も秘めている。
DeNAは今季、石田-山崎-三嶋の「勝利の方程式」でスタート。だが石田の不振に加え、三嶋も不安定さを露呈した。三浦監督は9月中旬から守護神を山崎に託したが、最終的に“日替わりストッパー”となって抑えを固定できなかった。
12球団ワーストとなるチーム防御率4・15からの立て直しへ-。三浦政権2年目に向け、新守護神候補の獲得を目指していく。
◆ブルックス・クリスキー(Brooks Kriske)1994年2月3日生まれ、27歳。米国アリゾナ州出身。190センチ、86キロ。右投げ右打ち。投手。南カリフォルニア大から2016年ドラフトでヤンキース入団。20年7月にメジャーデビュー。21年途中にオリオールズ移籍。メジャー通算成績は16試合2勝1敗、防御率14・40。