JFE東日本が2年ぶり初戦突破 4番・平山がV打

延長10回(タイブレーク)JFE東日本1死満塁、レフトへ適時二塁打を放つJFE東日本・平山快=東京ドーム(撮影・伊藤笙子)
 1回、平山の適時二塁打で生還した走者・内藤(10)を出迎えるJFE東日本ナイン(撮影・伊藤笙子)
 1回、ライト線へ適時二塁打を放つJFE東日本・平山(撮影・伊藤笙子)
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 「都市対抗野球・1回戦、JFE東日本7-4日本製鉄東海REX」(2日、東京ドーム)

 JFE東日本が苦しみながら2年ぶりの初戦突破を果たした。今大会初のタイブレークとなった延長十回1死満塁から、4番・平山快内野手の左翼への2点適時打など一挙4得点で勝負あり。2-0とリードしていた八回に元DeNA・須田幸太投手が3失点と逆転を許す嫌な展開を振り払った。

 今季から主将を務める主砲がチームを救った。1死満塁から選択打順でスタートする延長十回の攻撃。打席へと向かった平山は「タイブレークは迷いを持ったら絶対ダメ」と初球を捉え、一振りで決めた。

 昨年の大会は前回大会王者として挑みながら、初戦敗退に終わった。「疲れました。初戦の難しさはチーム一同、わかっていましたし。(タイブレークは)大会前から平山で行くと決めていました」と落合成紀監督。19年王者が苦しみながら、復権へのスタートを切った。

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