三菱重工WEST8強ならず 広島指名・森は登板なし ロッテ指名・八木1回無失点
「都市対抗野球・2回戦、三菱重工West1-5東京ガス」(5日、東京ドーム)
三菱重工Westが敗れ、8強入りはならなかった。
初回に1点を先制するもその裏に逆転を許した。打線は9安打を放ちながら、チャンスであと一本が出なかった。山口監督は「初回にもう1、2点取れたら変わっていたのかもしれない。ヒットは出たが、タイムリーが出なかった」と話した。
広島からドラフト2位で指名され、1日の1回戦・三菱自動車倉敷オーシャンズ戦で8回1失点と好投した森翔平投手(23)は登板しなかった。指揮官は「森の先発も考えられたが、湯川も成長した投手。大きな舞台を経験させたいという思いもあった」と理由を説明した。
また、ロッテからドラフト5位指名を受けた八木彬投手(24)は4点ビハインドの八回から登板した。
この日は最速151キロをマークし、直球主体の力強い投球を披露。フォークも交えながら1三振も奪い、1回無安打無失点でピシャリと抑え込んだ。
1日の1回戦・三菱倉敷オーシャンズ戦でも九回から登板し、1回無安打無失点2奪三振。「手応えはあった」と、全国舞台での2試合連続の好救援を振り返った。敗れはしたが、次の舞台に歩を進める。「リリーフタイプだと思うので、自分のマウンドで自分の投球ができるように頑張ります」とプロの世界での活躍を誓った。