東都大学野球リーグに帝京平成大が新加盟 千葉県大学野球リーグから“移籍”
東都大学野球連盟は5日、都内で記者会見を開いて22年1月1日から帝京平成大が新たに加盟することを発表した。同連盟への新規参入は国士舘大、立正大が加わった1959年以来。来春のリーグ戦は4部からスタートする。また、同リーグは来季から新愛称として、「プレミアムユニバーシティーズ22」を使用することも決まった。
帝京平成大は1990年から千葉大県大学野球連盟に加盟していたが、08年に東京・池袋キャンパスの設置と法人本部の移転、13年に中野キャンパスが開設された。学生の野球部観戦や応援機会を増やすべく、異例のリーグ“移籍”を申請。晴れて承認を受け、河野和洋監督は「部員たちも東都でプレーすることを非常に楽しみにしております」と意気込んだ。
指揮官は明徳義塾出身で、92年夏の甲子園では星稜戦の「松井の5敬遠」の際に登板したことで知られる。同大学では19年秋から指揮し、今秋の千葉県大学リーグ2部では初優勝。新たな舞台での戦いへ「日々、精進してまいります」と力を込めた。