プロ野球選手会「10人以上の選手から報告」 ロッテ球団の事実関係否定を非難

 日本プロ野球選手会は5日、ロッテ球団が下交渉の席で複数の選手に対して、査定を一律25%ダウンからスタートすると説明したとして抗議文を送付したことを明らかにした。

 同選手会は同日、公式ツイッターを更新。この件について改めて、「10人以上の選手から同様の報告を受けているにもかかわらず、球団は事実関係を否定しています。記憶違いでは説明がつかず、選手が嘘をつく理由もありません」と厳しく批判した。

 同選手会によると、ロッテに所属する多数の選手から、球団との下交渉で査定担当者に「今オフの査定は一律25%ダウンからスタートする」と説明されたとの報告を受けたという。これを受けて12月3日に球団側と話し合いをもったところ、ロッテ側は、査定担当者の説明の方法が誤解を生む不適切なものだったとの謝罪はあったが、説明内容自体は否定したという。

 これに対して選手会は5日に発表した声明文で「一律25%ダウンからスタートするという説明を行ったことは事実と考えており、今回のロッテ側の説明は到底納得できるものではない。このような千葉ロッテの弁解については、選手の間にも球団に対するさらなる失望と不信感を生んでいます」と球団側の対応について非難した。

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