ソフトバンク 大竹がチーム保留1号「目先の金額のためではない」

 ソフトバンクの大竹耕太郎投手が7日、ペイペイドーム内の球団事務所で契約更改に臨んだが、合意に達さず保留した。チーム1号の保留となった。

 大竹は「球団の方針と自分の思い、考えが今日の中では一致しないというか擦り合わなかった。やはり一年に一度しかお話できる機会がない。時間をかけてでも、自分の考えを知っていただきたいし、球団の考えも聞きたかった」と言葉を絞り出しながら、保留に至った理由を説明した。

 大竹は今季開幕ローテ入りを果たしたが、最初の登板で3回7失点と打ち込まれて即二軍落ち。その後10月まで昇格機会がなく、プロ入り最少の2試合登板にとどまり0勝1敗、防御率15.75の成績だった。今季年俸2400万円(推定)からダウン提示を受けたが、「お金欲しさというか、目先の金額のためではない。自分のモチベーションとか」と言葉を選びながら話した。

 ファームでは昨季、最多勝と最優秀防御率。今季も8勝3敗1セーブと安定した投球でアピールしていた。

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