侍・稲葉前監督&エンゼルス・大谷が特別賞 「正力松太郎賞」選考委員会
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今年のプロ野球の発展に貢献した監督、選手に贈られる「正力松太郎賞」の選考委員会が7日、都内で開かれ、東京五輪で日本を金メダル獲得へ導いた侍ジャパン前監督の稲葉篤紀氏(49)、日本人では史上初の満票でMVPに輝いた米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手(27)が特別賞を受賞した。特別賞選出は04年のイチロー(マリナーズ)、13年の田中将大(楽天)に続き3度目。2人同時受賞は史上初だ。
「すべての選手、コーチ、スタッフ、サポートしていただいた皆さまの結束力のたまものだと思っています」と稲葉氏。大谷は「(メジャー所属選手は)イチローさん以来ということで、アメリカでの活躍を評価いただけてうれしく思います」とコメントを寄せた。