FA宣言は過去最少の3選手 移籍視野は中日・又吉だけと“不作”【公示】
日本野球機構(NPB)は8日、FA宣言選手を公示。中日・又吉克樹投手、DeNA・大和内野手、西武・岡田雅利捕手の3選手が権利を行使した。
このうち、海外FA権の大和と国内FA権の岡田は残留を表明。移籍も視野に入れているのは国内FA権を行使した又吉だけとみられ、異例の少なさとなった。
FA制度が始まった1993年以降、残留を含めて宣言したのが3選手だったのは過去最少。昨年は7選手がFA権を行使し、DeNAから梶谷と井納が巨人へ、ロッテから沢村がレッドソックスへ移籍した。
又吉は独立リーグを経て中日入り、通算400試合に登板しているリリーフ右腕。9日から交渉が解禁となるが、中日も含めて複数球団の動向に注目が集まる。