ヤクルト・山田 初のゴールデングラブへライバルは広島・菊池涼「高い壁、超えたい」
ヤクルトの山田哲人内野手は8日、都内で契約更改交渉に臨み、現状維持の5億円プラス出来高でサインした。(金額は推定)
昨オフに7年契約という大型契約を結び、迎えた1年目だった。志願して主将を背負ったが、「プレッシャーはすごくありました。周りの見る目もうかがいましたし、世間からの目も気になりましたし」と心境を吐露。
「これがあと何年続くんだろうなとか、いろいろ考えてしまったときもあったんですけど、それでも今年はそれをなんとか力に変えられた。いろいろな人に支えられて頑張ってこられた1年でもあった」と周囲に感謝の1年となった。
今年1年は、東京五輪で金メダルを獲得するなど世界一に貢献し、チームでは主将として6年ぶりのリーグ制覇&20年ぶりの日本一を経験。
来季に向けても「1番は結果を、自分自身が出したい。大事な二塁、大事な3番というのを任されていることがあると思うので、しっかりそこで仕事ができるように」と表情を引き締めた。
掲げた目標は「毎年の目標」と話すトリプルスリーと、いまだ獲得したことのないゴールデン・グラブ賞だ。「菊池さんという高い壁がありますけど、そこは何としても頑張って超えたい」と前を向いた。