楽天がソフトバンクから戦力外の釜元を育成契約で獲得

 楽天は9日、ソフトバンクを戦力外になっていた釜元豪外野手(28)と育成契約を結んだことを発表した。

 釜元は長崎県出身で西陵高から2011年育成ドラフト1位でソフトバンク入り。16年9月に1軍初出場を果たした。右投げ左打ちで俊足を生かした広い守備範囲が持ち味。今季初スタメンだった10月24日・楽天戦(楽天生命)では2安打3打点1本塁打の活躍を見せるなど、パンチ力のある打撃も持ち合わせる。

 しかし、ソフトバンクからは10月末に戦力外通告を受けた。現役続行を希望していた釜元に楽天が手をさしのべる形となった。また育成からのスタートにはなるものの、ふるさとの九州を離れ、遠く離れた東北の地で再び輝いてみせる。

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