NPBが謝罪 オフィシャルオンラインショップで個人情報161人分流出 原因は誤送信
日本野球機構(NPB)が10日、NPBオフィシャルオンラインショップで保有する顧客情報の一部を、1人に誤ってメール送信したことが判明したと発表した。
NPBはメールを受信した人に、データを削除してもらったとしている。
NPBの説明によると、12月9日に、運営委託先であるアイテック阪急阪神の担当者が、問い合わせに対して、当該の人物以外の個人情報を含む会員登録データ161人分をメール送信してしまったという。約30分後にミスに気づき、メール送信先の人物に連絡して削除を依頼。個人情報を削除したと連絡を受けたとしている。
流出した情報の内訳は以下の通り。
・氏名のみ 148人分
・氏名と住所 10人分
・氏名と住所と電話番号 3人分
今後、情報流出の対象となった人には、順次、運営委託先のアイテック阪急阪神から連絡をするとしている。
再発防止策として、メール送信の際、担当者1人による作業ではなく、ダブルチェックを行うなどの誤送信防止の仕組みづくりや、情報セキュリティ教育の徹底を行うことを挙げている。